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懐かしい愛車!フジミ ローバーミニを作ってみた(4終) (ジオラマ)編

昔乗ってたローバーミニを再現していく製作もやっと終わりに近づいてきました。
最終回は,情景を作っていきます。
昔,エアコンの効かないミニに真夏に乗っていて,死にかけているところを歩行者の外国人に笑われたという記憶(被害妄想?別に他意はありません,念のため)があり,これを再現していきます。
車両の完成(窓枠など)
その前に,車両を完成させていきます。
まず,車体の内側が汚いままだったので,茶色っぽい色を塗ります。
まずはマスキングして

内側を筆塗りしました。

まあ天井は見えない,見えない(笑)
次に窓枠です。
ミニの窓枠は特徴的でして,ガラスの次に銀色の枠がまずあって,その外側にゴム?かなんかの黒い層があります。
まずは銀色のためのマスキングです。

前後もマスキングします。


この銀の枠はステンレスかなんかで,つやつやしていました。なのでメタリック感を出したいところです。
使ったのはガンダムマーカーEXのメタリックシルバー

ドアハンドル含めて塗り塗り。
マーカーから皿に塗料を出して,筆で塗っていきます。
こうした用途に使うと,大抵筆がボロボロになります。私は専用にして使い潰してもいいようにしています(でも結局何回も使っています)。

このEXシルバーですが,いい色なんですけども,触るとすぐに取れてしまいました。塗ったらとにかく触れない方向で。
外側の黒い枠は塗らないで,フィルムで再現してみます。
使ったのはハセガワ トライツール つや消し黒フィニッシュ(曲面追従艶消しシート)です。
マットな感じでゴムっぽさを狙います。まずは細ーく切り出します。1ミリ以下です。多分。

これを窓枠に貼っていきます。案外粘着というか吸着力があって,何回か貼り直しても大丈夫でした。
位置を決めたら,多少強めにこすって定着させます。結構剥がれません。これいいかも。
縦横貼って,交差したところをナイフでなぞれば簡単に余計なところを切り取れます。
側面後部のガラス面は銀枠がありません。ちょっと太めに切って,内側にぐるっと折り込んでます。これでもちゃんとくっついてくれます。

ガラス面など細かいところをやっていきます。
まず,クリアー部品で色が必要なものに塗っていきます。クレオスラッカーのクリア系塗料を筆塗りしました。

メタリック仕上げのパーツは,ランナー処理すると色がはげてしまいます。これをさっきのガンダムマーカーEXでレタッチ。

ミラーにも

クリアー部品の接着には定番のGクリヤー。
こちらは普通の接着剤だと曇ってしまうクリアー部品を曇らせません。いいです。
けど粘りすぎて使いにくいんですよね・・・

部品を貼っていきます。なお,ボディ内側で前輪からチラリ見えそうな部分は黒で塗りました。
塗料はおおまかにファレホで塗って,細かいところは油性マジックです。

この後,助手席にフィギュアを接着し,ボディとシャシーを組み立ててできあがりです。
フェンスの作成
作りたい情景が,歩道から指さしている人なので,歩道を作ります。
ジオラマ下手でも歩道であることが分かるように,フェンスを作ってしまいます。
フェンスも自作は面倒なので,こんな便利なキットを使います。フジミの道路標識セット 市街地用。

結構段差があったため,ヤスリがけに時間が掛かりました。
マットな感じを出すために,ファレホで白く塗りました。反射板部分は銀を塗って上からクリアオレンジを塗りましたが,暗い感じになってしまいました。

歩道のレンガの製作
次に歩道本体です。
土台に選んだのはスチレンボードだったのですが,これは正直失敗でした。
というのは,歩道をレンガ舗装にしようと思いまして,これを粘土で表現しようとしました。
気に入っている石粉粘土,ニューファンドを使ったのですが,粘土は乾くと縮むんです。そのため,粘土を貼り付けた土台(スチレンボードは柔らかいので)が反ってしまいました。何回もドライヤーで熱して反りを曲げて戻す作業をしました。
そもそももっと固い土台を使えば反らなかったでしょう。
スチレンボードをカットして,貼り合わせました。その上に,ニューファンドを水で溶かしたものをざっくり塗りました。
粘土が乾く前に,レンガ模様をこのコロコロでつけます。これ,今後使うことあるのかなぁ

で,どうだったかというと,正直失敗しました。またか。
粘土は粘着力が弱くて,コロコロしていくとすぐに土台から剥がれてしまいした。
まぁ,これも味かなと納得してみます。

乾いた後,さっき言った反りが出たので何回もドライヤーで熱してまっすぐに戻しました。
その後,色を塗っていきます。
まず,タミヤの情景テクスチャーペイント 土ブラウン。

この塗料は,すごく土っぽいです,ざらざらしています。

1色ではのっぺりしてしまうので,レンガの隙間に暗い色を塗っていきます。
タミヤの墨入れ塗料(グレイ)を使ったのですが,これは思っていた用途には向いていませんでした。色が薄すぎて,単に白っぽくなってしまいました。

コンクリブロックの製作
車道との境目にコンクリブロックを作ります。
白いコンクリなんで,白いスチレンボードを切り出します。

切り出して,千枚通しで筋を入れます。
真ん中にいい感じに(笑)切れ目を入れて折り曲げます。要は切り離さなければいいです。

これを歩道に接着します。

コンクリっぽい素材感を出すため,ファレホのパテを適当に塗ります。

この上に,ファレホのPANZER ACES ステンシルを塗ります。

この後,まず歩道を本体に接着しました。
乾燥後,適当に穴を空けてフェンスを接着し,指さす外人も真鍮線で立たせて歩道に突き刺します。
車道部分は耐水ペーパーを切って貼り付けました。アスファルトの表現です。
白線はマスキングしてファレホ白を筆塗りしました。
完成
車道に車を設置します。






こんな感じで壁掛け設置しました。

無事?思い出のシーンが再現できて満足です。次も思い出の旧車を作ろうかなぁ。
懐かしい愛車!フジミ ローバーミニを作ってみた(3) 人物(フィギュア)編

まずは乗っている人を作成
ひっぱりにひっぱっているローバーミニ製作記。本体の車が大体出来上がってきたので,周りを作っていきます。
まずは車内と車外に配置するフィギュアから行きましょう(前回,これが最終回だと言ったな。あれは嘘だ(記事が長くなりすぎました))。
私が作りたいのは,真夏にミニに乗ってたらクーラー効かなくて気を失って(笑),道ばたの外人さんに笑われた回想を再現したシーン。
必要なのは,ダウンしている車内の人,歩道から指さして笑っている人,歩道と車道です。
まず車内でへばっている人を作成します。
人形を一から作るのは自分には無理なんですが,便利なキットがあります。
この女性のドライバーをちょっとだけ改造します。
腕を曲げよう
このフィギュア,ドライバーなので両手でハンドルを掴む感じで前に伸ばしています。
今回,熱中症で顔を手で覆っている感じにしたいです。
そこで,腕を曲げることにします。
カッターで関節に切れ目を入れて,バーナーであぶって伸ばします。
今時こんなやり方しないんでしょうが(笑),曲げてすぐ冷えてくれるので,必要なポーズまで調整するのが簡単なんですよね。


熱いのでペンチでつまんでます。こんな感じで曲げると,腕に変なくぼみとか細くなる部分が出てきます。
そこはエポパテで埋めます。

こんな感じ

ざっくり色塗り
色を塗っていきます。
まずはタミヤ ファインサーフェイサーL(ホワイト)で下地塗り。肌色とか,シャツの白とかを塗り予定なので,下地も白にしました。
おそらく,一旦グレーのサーフェイサー塗ってからこの白サーフェイサーを塗った方がよかった(いきなり白だと隠蔽が今ひとつでした)のでしょう。
ここはファレホの隠蔽力に期待していきなり白にします。


乾燥したら,色を塗っていきます。こういうのはファレホで筆塗りです。

あんまり調色せずにどんどん塗りました。

スケールが小さいので顔が細かいですが,(正直どうせ車内にいるので見えないから)えいやと目鼻を描きます。地味顔になりました・・・

完成です。しんどいよーえーん,っていうイメージ。いいかんじー

笑っている人を作る
次に,外から見て笑っている人を作っていきます。
これも一から作るのは無理なので,出来合いのフィギュアを使います。
顔が派手なジーンズの人を使います。
手を伸ばす,指も伸ばす
まず,指さして笑っているので,腕を伸ばします。
またもバーナーであぶって,腕の方向を変えます。
ちょうど「パー」の手の形でしたので,人差し指以外を削って「指さし」の形にしました。

隙間をパテで埋める
大まかに貼り合わせます。
どうせ隙間をパテで埋めるので,貼り合わせから使っていきます。
これです。Mr.SSP瞬間接着パテ
説明書のとおりに,粉に瞬間接着剤を混ぜてこねて使います。ほんとにすぐ固まるので,テキパキやる必要があります。
硬化後に削ったりヤスったりはすごくやりやすい!サックサクです。


色々埋めたら,色塗り&展示用に立たせるための棒を仕込みます。
1mmの真鍮線を同径のピンバイスで足裏に穴をあけて差し込みます。

色を塗っていきましょう。ファレホで塗っていきます。

今回は,色の濃淡をつけて影になる部分を濃い色で重ね塗りしてみました。
肌の色は少し浅黒くして,ラテン系外人お姉さんのイメージです。

このあと,前髪を貼り合わせて終了。
後で気がついたんですが,前髪と後ろ髪にかなり段差があり,本来ならそこも埋めたり削ったりすべきでした。すっかり忘れて色を塗ってから気がついたので,「そういう髪型」ということで押し通します。
今回はここまで。次(こそ)は最終回,自動車の完成とジオラマ作成です。
懐かしい愛車!フジミ ローバーミニを作ってみた(2)内装編

内装はファレホで
内装は,扱いやすい水性塗料ファレホをメインに塗っていきます。
たしか,昔のウチの車は,タンの革張りだったような・・・・。
というわけで,茶系の色を使っていきます。
明るい茶色と濃いめの茶色をベースに,焦げ茶は黒をごく少量混ぜて調整していきました。

シートは明るい茶色をそのまま使い,鉄部分はグレー(上の写真にはないです)とマッキーシルバー,それ以外は焦げ茶で塗りました。
細かいところははみ出たりしたので,何度か修正しました。

ただし,このままだとちょっとひっかいても剥がれてしまうことと,つやありにしたいので,あとでトップコートを吹きます。
メーターカバーをレジンで作ってみる
メーターはデカールで再現されています。
ベゼルの形が円形で余裕がないので,デカールの余白をなくすべく,カッターで切り取ります。

水に浸して分離させます。

メーターの中に貼り込みます。ちょっとピンボケ。

全部貼りました。

(正直どうせ完成したらほぼ見えないんですけども)メーターカバーを再現するために,レジンを落とし込んでみました。
手芸用に買ってあった透明のUVレジンです。

ポチョン,ポチョンとメーターにレジンを入れていきます。かなり分かりにくいですが,一応は意図したとおりの感じになりました。

ついでにハンドルの中央部分(ナルディのマークがあった部分かな)にもレジンを盛りました。

どこのご家庭にもあるUVライトで硬化させます。数十秒です。

結構,思ったとおりの仕上がりになりました。


内装の完成
大体塗り終わったので,塗膜の保護のためにトップコートを吹きます。一応24時間以上乾燥させてから吹きました。
シートとドア内張はつや消しで,それ以外は光沢を吹きました。

うん,いい感じです。

パーツを接着して完成です。セロテープは仮止め。

シャシーの配管も接着しておきます。エンジン部分もマッキーシルバーを筆で塗り塗り。

次回は,全体をジオラマ風にするため,付け合わせ?の人(フィギュア)や道路を作って完成させていきます。
ガチャガチャ仏像また塗ってみた!広目天像をファレホで筆塗り

仏像塗りアゲイン
前回楽しんだガチャガチャの不動明王筆塗り。同じシリーズをまた見つけたのでガチャガチャトライ!

やった!ふつーのやつだ(笑)
同じシリーズなのですが、前回のより倍くらい大きいです。
塗装用の持ち手をつける

まずは塗装用の持ち手を付けます。胴体と鬼に大きめの穴をピンバイスで開けて割り箸をとがらせて差しました。
足は接合用の穴を利用しています。
黒で下地塗り
これを例によってミッチャクロンで下地塗り。さらに上からサーフェイサーをかけていきます。
今回は黒のサーフェイサーを塗ります。ファレホのブラックプライマースプレーでいきます。

あれ?黒じゃ無い・・・

よく見たらグレーでした(笑)

気を取り直して、ファレホの黒を希釈せずに適当に筆塗り。これは下地なので、大らかにいきます(いつもですが)。
今回はグラデーションを目指す
今回は、筆塗りでグラデーションっぽく塗るのを目指します。
まずは踏んづけられている悪鬼から。
悪鬼は脇役なので、あえて事細かに塗りません。面倒だからじゃないです。多分
緑系の色に黒を混ぜて暗い緑を調色します。

また、地の色である黒を活かすため、水でかなり薄めます。

色むらのおかげで地の黒が見えています。なお、すごく明るい緑に見えますが、乾くとかなり色味が落ちます。

さらにメリハリをつけるため、凸部分に緑そのままを、この筆でドライブラシします。
ドライブラシは、粘度の高い絵の具を筆に付けたあと、紙などにこすって色を大部分落とし、かすかに色がつくようにしてからサッサッと塗る方法です。
凹部には黒を同じくドライブラシ。
次は本体を塗っていきます。

まず靴とスカート?を茶色っぽい色を水でかなり薄くします。シャバシャバです。
まず一塗り目は、この茶色も暗めの調色にします。全体に軽く塗ります。

次は1回目の色にマゼンダを混ぜて少し明るく、粘度も濃くします。
これをさっきより狭く、上から3分の1まで塗ります。
さらに、境目の部分をさっきのポンポン塗り筆(名前が分かりません)でぼかします。
服の色その2は水色系。今回は暗めの色使いを目指すので、グレーっぽく調色しました。

グラデーションはさっきと同じ方法です。
顔はハイライトを入れる
次は顔を塗っていきます。

まず、明るめの肌色を薄く塗ります。
今回は仏像っぽさ?を出すため、地の色である黒をあえて透けさせてます。

顔の出っ張っている部分に、濃い肌色をドライブラシします。
これがハイライトになり、立体感が得られます。

手も同じく、濃い色を重ねて立体感を出します。

襟の部分は紫で塗りました。
目に行きましょう。
まずファレホの白を薄めずにそのまま面相筆で塗ります。小さいので虫眼鏡を使いました。
白目の周りではみ出た部分は濃い肌色でタッチアップ。ついでに明暗が出て目が際立ちます。
黒目はピグマ003というペンで書き入れます。
眉毛はファレホ黒を筆塗りしました。
筆とか

筆は、竹をイメージした茶色(顔に使った濃い肌色と同じ)を軸に塗り、毛は白を着色。先っぽに地の黒を残せば墨っぽくなります。
反対の手に持つ経典?は赤を薄めに塗りました、薄くすることでエッジに黒が浮き出て見えます。
金塗り
最後に、縁取りやアクセサリの金色を筆塗りします。

マッキーのゴールドを塗料皿に出し、面相筆で細い線を描いていきます。
このマッキーは筆が傷むので、高い面相筆ではやらない方がいいです。
多少はみ出ても、それも味に見えます(笑)
塗り上がったら、塗膜保護のために水性トップコートを軽く拭きました。
完成
自分的には、以前のガチャガチャ仏像よりも味のある感じになってうれしいです。








ダダ箸置きセットをファレホで筆塗り!

ワンフェスでガレージキットをゲット
先日開催されたワンダーフェスティバル2021オータム(オンライン)にて,とてもかわいらしいダダの箸置きのガレージキットが出品されていましたので、即購入しました。
ワンフェスは、1日限定販売を、きちんと権利関係をクリアした上で認めてくれるという、造形のお祭りのようなイベントです。私が小学生のころに始まった気がします。存在は知っていましたが、入場したのは初めてですね(通常はオンラインでは無く、リアル開催のイベントです)。

制作者のうらまっくさんから届いたダダ。かわいすぎます。
これはいわゆるガレージキットで、レジン製です。(普通のプラモもそうですが)まずは中性洗剤でよーく洗って離型剤とかを落とします。ぐつぐつ煮るスタイルもあるようです。
洗った後、天日干ししました。
下地処理

少しバリがあるので、やすりがけして表面処理します。180番から600番、最後に1000番のスポンジやすりでゴシゴシしました。

削れてしまったモールドを再生するためけがきます。使ったのは工具箱に昔からある工具で、何なのか分かりません(千枚通し?)。

そのあと、塗装用の持ち手をつけるため、目立たない底面に穴を開けました。多分、最終的には埋めます。

1500番のホワイトサーフェイサーを吹きました。

しばらく乾燥させます。
筆塗り開始

その日のうちにファレホで筆塗り開始。まずは白を3回塗り。
続けて黒も3回塗り。
境界線はあまり気にしないことにしました(笑)。黒はあまりキワを攻めず、白にはみ出さないように(思い切りはみ出してますけど)。はみ出したのは後で白で上塗りします。

後ろ姿。ピンボケ〜



目は箱絵を参考に色分けしてみました。
足に穴が開いた

少しヤスリ過ぎたのか、足に穴が開いていました。空洞ではないはずなんですが、ちょっと洞っぽくなっていたようです。

ここで穴埋めにファレホのプラスチックパテを使ってみました。
水性で匂いが全くありません。また、水に溶けるため、水を含ませた筆でなぞるとなだらかにすることができ、あとで削って成形する際の手間が大幅に減ります。

穴をパテで埋めてみました。下手くそですが、色が真っ白なため、すごく馴染んでいます。
この後、念のため3,4日放置した上で600番のヤスリで表面をならしました。面倒なので白を塗り直したりしていませんが、全く目立ちませんね。
墨入れ

乾燥したら、身体の線に墨入れをします。
今回、百均の水彩ペンに希釈したエナメル塗料を入れてみました。
結論から言うと、今回のような細い筋彫りにはあまり向いていませんでした。もっとほっそい面相筆とかの方がよかったでしょう。
押すだけでインクが出てくる点は凄く良いです。筆先をカットしたらいいのかも。

はみ出した部分を溶剤を付けた綿棒で拭き取り、の作業を繰り返して墨入れ終わりました。
半日ほど乾燥させて、クリアカラーをかけていきます。
トップコート

今回はクレオスのプレミアムトップコート(光沢)。一応箸置きとしての使用を想定し、安全性の高そうな水性塗料にします。
一気にツヤツヤになっていきます。まず1回塗って、乾燥。雨が降ってきたのでまた今度。

合計5回ほどトップコートを塗装しました。つっやつやです。
1週間ほど乾燥させると,シンナー臭?がしなくなりました。
持ち手用の穴を埋める

持ち手用に開けた穴を埋めます。タミヤのエポパテ速乾タイプ。

かなりしっかり混ぜ合わせます。
その後、長細くして穴にねじ込みます。

へらみたいなものでそぎ落とします。取り切れなかったパテは塗れティッシュで拭き取りました。

2日ほど乾燥させたらカチカチでした。塗るのは面倒なのでこれで完成とします。

全員でくつろぎ記念写真

箸置きとしてお仕事中。
キモかわいくて、塗るのも楽しい最高の箸置きでした。
あつ森のフィギュアをリペイント!ジュリーを女の子バージョンにしてみた

1 あつ森のフィギュアがかぶった
任天堂のあつまれどうぶつの森はコロナ禍での大ヒット商品となりました。
我が家でも大人気。グッズも欲しいとのことで、チョコエッグどうぶつの森をチマチマ集めています。
狙いはしずちゃんやジュンなのですが、なかなか当たらない。
それどころか、ジュリー(誰?)が二つかぶるという事態に。
そんなときは、色を塗って遊びましょう!
2 塗装

まずは我が家の定番・ミッチャクロンで下地塗りします。透明なのでかけ過ぎ注意。サッと拭くだけでOKです。

ピンク系という家族の希望があったため、発色を考慮して一旦白にリセットします。
Mr.フィニッシングサーフェイサー1500(ホワイト)で真っ白に。

この後はファレホで筆塗りタイム。

まずマゼンダにホワイトを適当に混ぜて、明るめのピンクを作ります。これが肌の色になります。
次に、このピンクよりマゼンダを多くいれて濃いめのピンクを作ります。これは髪の色です。
服はマゼンダをそのままの色で塗りました。
手先足先と角などは塗装せず、白のサーフェイサーのままです。
土台も黄色にしてみました。
一旦乾燥させました。
ここから娘にバトンタッチ。
耳、目、鼻、服の模様など難しいところはお任せしました(笑)。
筆塗り後、本体はつや消しクリアー、土台は半光沢クリアーのスプレーを拭きました。
3 完成


右がノーマル、左が着色バージョン。なかなか可愛くなりました。
犬の仏像をファレホで筆塗り!ガチャガチャ「動仏」の犬をリペイント

仏像ガチャ塗り直しシリーズ第2回
以前塗った不動明王が楽しかったので、またガチャガチャの塗り直しをやってみました。
ここで一つ問題が・・・そもそも無彩色あるいは単色のガチャガチャ(プライズ)って、最近少ないんですよね。
キャラクターものは通常彩色してありますし、その他でも色が塗ってないものはほとんどありません。
かなり探してやっとみつけました。動物がモチーフの仏像(またですな)、「動仏」シリーズ!
今回の「動仏」シリーズも、彩色バージョンと単色バージョンがあるようです。多分彩色の方が「当たり」だと思いますが、私にとっては単色の方がうれしい。
ガチャガチャ回して単色の方が出て思わずガッツポーズ!
出てきたのは、「におう像(うーん・・・)」という、犬の仁王像でした。
なお、「動仏」シリーズは200円とお求めやすくなっております。
持ち手と下地処理
まず、色を塗るには持ち手が無いと面倒です。

1mmのドリル(ピンバイス)と真鍮線です。

目立たないところに穴を開けて差し込みます。素材がPVCで柔らかく、少し手こずりました。

先の細い割り箸にセロハンテープでつけました。塗るときに台座に差し込みやすいです。

今回も、ミッチャクロン マルチクリアを上から塗っていきます。塗装済みPVCの上から食いついてくれて、乾けば筆塗りもOKです。
筆塗り開始

まずはおなかと顔、手足の先をファレホ白で塗ります(3回ほど)。その後、茶色(ライトブラウン)で茶毛を塗っていきます。
この後、境界部分をドライブラシしてみたのですが、全然うまくいってないです。まぁOKです。

はかま部分を、黄色(ディープイエロ−)茶色と灰色(ライトグレー)を適当に混ぜて作った色を塗りました(2回)。
この部分、はじめは金色でと思ったのですが、ややガチャガチャしそうなので、少し落ち着いた色にしてみました。
写真はちょっとピンボケ。

羽衣は金で。マッキーペイントマーカー金を皿に出して筆で塗ります。

目口鼻などをPIGMA003で塗りました。
乾燥後、つや消しクリアを吹いて完成です。
台座に立たせてみた
立たせられなくも無いのですが安定しない子です。なので、塗装用の持ち手を活かして、台座にぶっさすことにしました。
まず、持ち手の真鍮線に付着した塗料をナイフで削り落としました。

台座には木材が合いそうなので、百均で小さな木の切り株?の置物を買いました。

大体の位置を決め、ピンバイスで穴を開けます。真鍮線の太さに合わせた1mmです。
台座の穴に真鍮線を突っ込み、その横にフィギュアを並べて、大体の長さをチェックします。その長さでカットして、フィギュアを刺せば完成です。

毎度の百均フィギュアケース(小)にいれて飾りました。

塗装前と比較してみました。
極彩色の不動明王!ガチャガチャの仏像にファレホで筆塗り!

ガチャガチャの玉手箱や
子どもの付き添いで、池袋のガチャガチャがいっぱいあるお店「ガシャポンのデパート 池袋総本店」に行きました。
ここは本当にたくさんガチャガチャが置いてあります。同じような景色がずっと続くので、この奥は鏡?と勘違いしてしまいます。
キャラクターもの以外にもたくさんのガチャガチャがありました。
その中の、「和の心 仏像コレクション4」というガチャをやってみました。出たのはノーマルの不動明王。
これにファレホで極彩色の筆塗りをしてみたいと思います。
まずは下地処理

まずは食器用洗剤でゴシゴシ洗います。キッチンペーパーで水気を拭き、1日程度乾燥のため放置。

剣以外は茶色一色で、整形色?と思ったのですが、ヤスってみると灰色の下地が現れました。
素材がPVCということもあり、そのまま塗っても塗料がのらず上手く塗れないと思います。全部塗料をやすりで落とすのも面倒なので、上から下地となる塗料を塗ることにしました。
塗りやすいように、持ち手をつけます。

見えない下部にピンバイスで穴を開けます。

先が細くなっている使い捨ての箸を突き刺します。

塗装用の台座に刺します。
下地に塗るのはミッチャクロン マルチクリア。染めQという、布など塗りにくい素材にガッチリ食いつく塗料のメーカーさんです。

匂いがするので外で塗装しました。説明書によると、1,2回重ねればよくて厚塗り不要とのことでした。透明なので塗れているのかよく分からないこともあり、やや厚塗り気味になったかもしれません。
乾いても、ちょっとべたつく感じがありました。でもファレホ(塗料)の食いつきは良かったです。
なお、スプレーの容量はかなりあります。今回使った量はごくわずかでした。
ファレホで筆塗り

水性アクリル塗料のファレホを使って、筆塗りしていきます。
シンナーが入っていないので、換気いらずで、子どもも結構楽しんで塗ってくれました。
身体は、少し黒を足して暗くした青で塗装。2,3回重ね塗りすれば下地の透けや筆ムラも気にならなくなりました(胸と背中は厚塗りしすぎて失敗しました)。

衣装は赤。手元にあったマゼンダをほぼそのまま使っています。
髪は黒。
ファレホは乾いてくると、色味が落ち着いてきます。
目が難しい!面相筆で白を入れて、黒目は細いペンで入れました。

剣はマッキー ペイントマーカー シルバーとゴールド。
特にゴールドがすごい!鮮やかにキラキラと発色してくれます。
おなかの奥まったところはペンの軸が当たって届きません。紙に押しつけてインクを出し、筆で塗りました。

2日ほど乾燥させた後、塗膜保護のため クレオスのプレミアムトップコート つや消し(水性)を吹きました。
そして完成!

写真撮ってるうちに腕が緩んできました。あとで接着した方がよさそう。



ガチャガチャの塗り直しの良いところは、なんと言っても素材が安い!小さいのでわりとすぐ完成しますし、塗って遊ぶにはちょうどいいと思います。

百均のクリアケースに入れました。