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『東京大学「ボーカロイド音楽論」講義』を読んで~オタク文化論を思い出しながら~

2022-09-23

1 昔をなつかしむ

 各旧帝大の生協書籍ランキングで上位になっている「ボーカロイド音楽論」(鮎川ぱて著)を読んでみました。

 サブカルチャーを扱った東大教養課程の講義として,私の在学中には,岡田斗司夫氏の「オタク文化論」がありました。

 オタク文化論(たしか前身は「UFO研究会」とかいう名前だったみたいです。うろおぼえ)も大変人気のある講義でした。毎回,席に座れずに教室からあふれて廊下からのぞき見ていた記憶があります(ちゃんと聞きたくて,あらかじめ並んで席を確保したこともありました)。

 ボーカロイド音楽論も大変な人気講義とのことで,昔を懐かしみつつ,サブカルチャーを扱った最新の東大の講義録を拝見しました。

2 主題はボーカロイド,そして性に関する考察

 本を読んで感じたのですが,本書はどちらかというとアカデミックな方向性が強いことです(大学の講義なんだから当たり前っちゃ当たり前)。

 デカルトとかデリダとか,(大学の講義で)おなじみの名前が出てきます。日本の民俗学・国語学のスーパースター,折口信夫氏(のぶをじゃないよ,しのぶだよ)も度々触れられます。

 一方,そんな有名な研究者・研究内容を知らない人でも何が言いたいのかが分かるようにごく簡単に(ここが重要)解説してくれていて親切です。

 そして,著者の研究に通貫しているのは性に関する考察です。

 日本の音楽の研究ですので,古来の歌垣的な音楽と性が結びつく文化の系譜に連なるのか。音楽が性的なイメージと結びついていること,一方で機械であるボーカロイドが他のコンテンツよりもpixivなどで性的消費をされていないという指摘は興味深かったです。

3 オタク文化論の思い出

 私が20年以上前の記憶を基に適当に書き散らすだけなんですけども,当時私が思っていたオタク文化論のイメージはこんな感じです。

 ・総花的(アニメだけじゃ無く,マンガもオカルトもサブカル的なものを幅広く扱っていた)

 ・裏話的(たしか猿まんの竹熊氏がゲストで来たときの伝説の漫画家達のエピソードが面白かった。特にスーパーカーブームを作った有名漫画家が自宅をピロティ式にして一階全部を駐車場にしていたら,ファミレスと勘違いした客が大勢来た話とか)

 ・評論的(一つの作品を深く探るというより,そのジャンルの全体的傾向をつかむような)

 毎回,ドッカンドッカン爆笑が続き,最後にオチまでつけてくれて,楽しいひとときでした。

4 よりピンポイントなサブカル研究へ

 ボーカロイド音楽論を読んで,オタク文化論の思い出と比較してみました。

 当たり前なんですけども,昔のサブカル研究の講義よりも,より一つのジャンルに特化して,作品ごとに深く考察する内容になっています。

 これは,オタク文化論含めて,サブカル研究に関する先人達の努力が実り,世間の認知度が上がったことによって,サブカル的なものの価値を説明する手数を省略できるということかなと。

 一方で,裏話的なエピソードはたくさん出てきます(収録されているのはウケ狙いの小話ではないですけど,実際の講義では色んなネタが披露されたのかもしれませんね)。

 裏話を楽しむのはサブカル的伝統なのかもしれません。

大日本技研「ドアノッカー0型」レビュー!10禁エアガン

2022-06-03

1 貴重なお洒落10禁エアガン

最近,子どもと一緒に親子サバゲーに行くのが月一回の楽しみになっています。

おかげで10歳以上用のエアガンのコレクションが増えました。いわゆる10禁のエアガンしか使えないのです。

18禁のエアガンをデチューン(威力を弱くする改造)しても,このイベントのレギュレーションによって使用できません。

つまり,もとから10禁として売られているエアガンしか使えないのです。

ただし,10禁のエアガンの見た目をカスタムすることはOKです。

見た目のカスタムもいい加減ネタ切れになっていたところ,先日開催されたワンダーフェスティバル2021オータム(オンライン)に入場してフラフラ閲覧していたら,珍しい10禁エアガンのガレージキットが販売されていたので買ってみました。

それは,大日本技研さんのドアノッカー0型

イベント限定発売とのことです。

おそらく,このエアガンのレビュー記事は存在しないと思います。

需要はあるかはともかく,レビューしてみました。

指定口座に入金後,早速ご郵送頂きました。ちなみに発送まですごく速かったです。神!

2 ドアノッカー0型開封レビュー

きれいな紙箱に入っています。

中身はこんな感じ。

説明書が箱に張り付いています。

3Dプリントのようですが,ゴツゴツ感はあるものの,簡単に壊れたりはしなさそうです。

グリップをスイングしてロックするときに,ちょっとクリック感があっていい感じ。シャキ,って感じです。

マガジンはグリップを折りたたんでから着脱します。少し取り出しにくいです。自重で落下しません。元の銀ダンがそういうものなのかもしれません。

マガジンはショート加工されています。真ん中に切れ目がありますね。グリップを折り曲げるギミックのためです。

サイトとかはこんな感じですけど,そもそも銀ダンですので,狙って当てるものではないでしょう。

トリガーはちょっと遠く感じます。これも元の銀ダンがトリガーでバネを引く構造なのでしょうが無いのでしょう。

フレーム上部と右側面にレールの取り付けられる基部があります。

なんかモールドが前面にあって、変な模様に見えますね。

3 レール取付

接続には,附属しているパーツを使います。

なお、上部のレールですが、真ん中には無く、前後の2箇所に分かれて存在しています(上部が一面レールでは無い)。

レールのサイズは通常のピカティニーサイズで、ボーイズ用ではないです。

グロックのカービンキットに付けてみました。すごい厨二病感!カックイー!

4 実射

では実際に撃ってみましょう。

弾はマルイの0.12gバイオ弾です。

初速は20m/sくらい。うん,(弱い)10禁です。

屋外でも撃ってみました。

だいたい10mは届くかな?

正直、キル性能などの実用性はないですね。

あと、マガジンを抜くのがとても難しいです。ルガーのようなマガジンエンドを押さえる部分があり、これがあまりスライドしてくれません。正直、大人の指では太すぎてかなり難しかったです。

一方、マガジンを入れるのはそこまで難しくないですね。

5 まとめ

まとめですが,実射性能は東京マルイの10禁である銀ダンそのままです。

指の力だけで連射可能という銀ダンの良さもあります。

ショートマグ加工のため,発射可能弾数が少なくなっています。

大人のサバゲーでは使いどころが限られます(というか,ない)が,10禁限定戦なら一応使えます(マルイのボーイズなどの方が良く飛んでフルオートなので,全然使えますとはいえませんけども)

しかし,この銃の一番の美点は,かっこいい見た目です。

特に長物のハンドガードに取り付けて,グリップを畳んだらフォアグリップ的な感じになります。

こんな感じでフォアグリップ的に使えます

弾切れなどの緊急時,あるいは後ろを取って弱く撃ちたいときには,シャキーンとグリップを出してカシャっと撃つという厨二的ムーブが可能です!


まとめますと,性能的には,たとえ10禁ゲームでも,あくまでアクセサリー的サブウェポンという立ち位置になります。あと、マガジンの抜き差しがめちゃムズ。

しかし,アクセサリーとして見るならば,他人とかぶることがほぼ無い個性がありつつ,若干の実用性も兼ね備えるという素晴らしさがあります。

イベント限定発売なので,欲しくてもすぐには手に入りませんけども,10禁ゲームでドレスアップにネタ切れしているおじさんにはうってつけのアイテムかと思います。

カップホルダーをキンキラキンに!無機質なホルダーが大変身!ラップ塗装とラインストーンでデコってみた

2022-05-27
黄色は自作デカールを試しに貼ってみました。全然見えない!

1 無個性なカップホルダー

いつも事務所で使っている、ウォーターサーバーやコーヒーメーカーで使い捨てのカップを保持するカップホルダー。

中央に企業ロゴが・・・

新型コロナ感染リスクに鑑み、事務所のスタッフそれぞれが使うホルダーを固定しているのですが、無個性なためおよそ区別がつきません。名前を印刷した紙のシールを貼っていたのですが、水に濡れてしまうとしわしわになったり、にじんで見えなくなってしまいます。

ならば個性を出すしか無い!誰が見ても私のだと分かるようにしてやる!

2 ヤスリがけが大変すぎる

というわけで?誰の物か分かるように塗装をすることにしました。

塗装するにあたってホルダーの素材を調べてみると、どうやらPP(ポリプロピレン)のようです。とても柔軟性があります。

このまま通常の塗料で塗装しても、剥がれてしまいます。そこで、PPでも食いつくというミッチャクロンマルチクリアーで下地を塗ることにします。

しかし、その前にやることがありました。ヤスリがけです。

まずは企業ロゴを削り取ります。エンボス?はんこ的?に浮き出ている文字をヤスリました。

なかなか強敵でした。

どうせなので、ミッチャクロンの足付けのため、全体をヤスリがけします。

さらに1000番くらいまで段階的に番手をあげてやすりがけ。

上の写真、実は一度削り終わって、ミッチャクロンを吹き付けた際にやり過ぎて玉になってしまったのを必死に削り取ったあとのものです。

3 ミッチャクロンで下地塗り

ミッチャクロンは透明で、ついついかけ過ぎてしまうので注意しましょう。

改めていい感じ(笑)にミッチャクロンを吹き付けました。

何個か塗装したいのですが、事務所のホルダーは全部企業ロゴが入っておりヤスリがけが超面倒です。

なのでツルッツルのカップホルダーを新たに買うことにしました。アスクルで5個で300円くらい。

はじめからこうすればよかった・・・

これもPPなのでミッチャクロンで下地塗り。やすりがけして足付けするとまた面倒になりそうなので、脱脂してそのまま塗りました。

4 エアブラシ&スプレー塗装

久々にエアブラシ。今回はタミヤのレギュレーターをつけて水滴対策をしています。圧力は0.05と思ったのですが、小さすぎて調整難しいので0.1くらいでやりました。

ゴッチャゴチャしてます。

カラーはクレオスのラッカー。まず黒を塗ります。黒地なので塗れてるのか不安ですが、薄く塗り重ねます。

黒が大体乾いたら、銀でラップ塗装です。銀の塗料を塗料皿に出して1.8倍くらいにうすめ、それをくしゃくしゃにしたラップにつけて、まず紙にたたくように塗って余分な塗料を落とします。

そのあと、適量ずつカップホルダーにトントンしていきます。持ち手とくぼんでいる部分が難しいです。

しばらく乾かして、好きなクリアー系の色を塗っていきます。

まずはクリアレッド。

2倍くらいに薄めて、何度も塗り重ねます。はじめはあれ?って思いましたが、何度も塗っていくといい感じに。

クリアオレンジ、クリアグリーン(この二つはGXカラー)、クリアブルー、クリアイエローもエアブラシで吹きます。

本当は乾燥する前に塗るべきみたいですが、結構時間をおいてからウレタンクリアを塗りました。

まずは逆さにしてピンを押し込んで10分待ちます。

その後、スプレー塗装していきます。

一つずつ、厚塗りにならないように順番に塗っていきます。

1周目だけ、乾燥まで10分待ちましたが、そのあとはローテーションで乾燥待たずに吹いていきました。シュッシュと短く吹いていくのがいいようです。

5,6周吹いたら、振ってもカラカラ言わなくなり、圧力が弱くなってきたので終了にしました。

このあと、1週間乾燥させて完成です。

ちょっとお遊びで、ラインストーンシールを持ち手に貼って、UVレジンで封じ込めてみました。

うん これは無くていいかな(笑)

5 完成

全色並べてみました。

思った以上にいい感じ。これで「このホルダー誰が使ったやつ?」みたいな問題は解決です!

事務所で使用中。五色あるので、一週間毎日違う色で楽しめます。

クリアほるナビで消しゴムスタンプ作り!

2022-05-20

クリアほるナビ

クリアほるナビという消しゴムはんこの豪華版といえる商品を見つけました。

彫ったあとにオーブンで加熱すると透明に固くなるという優れものです。

これで、はんこを作ってみます。

まずは絵を用意して転写する

まずは転写するためのイラストを紙にかきます。

絵心が無い私は、ベクター系のソフトで作ったデータを適宜なサイズに印刷しました。

めちゃめちゃピンボケですが、いったんトレーシングペーパーに鉛筆で写します。

今回はクッキングペーパーを代わりに使いました。

トレーシングペーパーに写した絵を、描いた面が下になるようにクリアほるナビに重ね、その上から鉛筆の丸いお尻などでこすりつけていきます。

すると、トレーシングペーパーに書かれた鉛筆描きが転写されます。

適当な大きさにカットしたのがこちら。

ここからデザインナイフで彫っていきます。

彫っていく

まず顔の輪郭を適当な深さまで刃を入れながら線を残すように外側をなぞって切っています。

次に、外側の側面から刃を水平に入れていきます。真ん中あたりまですでに縦に切ってますので、うまく合わせます。

こうすると、まず輪郭が浮き上がってきます。

まずは大体の形を出しました。このあと、黒い線が残るように切っています。明らかに難しそうなところがありますね・・・前髪とか

顔の中もくりぬいていきます。V字に入れて中身を取り出すという作業を細かく続けました。

もうこの時点で前髪を諦めました(笑)

横から見るとこんな感じです。

黒い部分以外ははんことして紙に残らないので、表面処理は気にしなくていいでしょう。

サイドの髪の毛も取り除きました。普通のパンダですね。

一旦ここで試し押しをします。

そうすると、本来インクがついてほしくない部分で紙にインクがつくことがあります。

その部分は彫りが甘いので、削り取ります。

何回か繰り返したら、彫り残しがなくなります。

そのあと、オーブンで焼いていきましょう。

普通にいつもつかっているオーブンレンジに耐熱容器に入れて焼きました。

指定の温度と時間で焼いたのですが、全然焼きが甘い・・・

透明にも固くもなりませんでした。

なので、少し追加で加熱して、確認して、また追加で焼くを何回か繰り返しました。結局、規定の2倍近くの時間焼いたと思います。

原因はおそらく、使った耐熱容器の底が深くて、熱が通りにくかったのでしょう。

完成です。

押してみました。

まだちょっと彫りが甘かったですね。まぁよしとします!

彫り味がよくて、初心者にも扱いやすい素材でした。

ただ、大きな絵(線)の方がやりやすいですね。今度はもっと大きなはんこにします。

100均でお手軽!ガンプラを壁掛けディスプレイ

2022-05-13

飾るところが欲しい

先日作ったガンダム。収まり場所が欲しいな、ということで、壁に収納する方法を模索しました。

まず、100均セリアで蓋付のケースを発見。大きさも十分なのでこれを使うことにしました。

これまた百均のぶら下げ金具をネジ止めしました。フックの厚み分だけ端から離すのがポイント。

背景を選ぶ

このままだと中身が殺風景なので、バンダイのサイトから無料の壁紙をゲット。商用利用不可ですが、自分で楽しむ分にはOKです。印刷して切って入れるだけです。

他の無料サイトからも選んでみました。

一番しっくりきたのは、ラストシューティング壁紙でした。

試しに入れてみると、いい感じ。

カインズで買った石膏ボード用フックで取り付け。水平器があるといいのですが・・・勘でやりました。

壁掛けディスプレイ完成

ここにガンダムを入れて

完成!

先日設置した車の模型のディスプレイと並んでます。

ガチャガチャ仏像また塗ってみた!広目天像をファレホで筆塗り

2022-05-06
ガチャガチャ仏像また塗ってみた!広目天像をファレホで筆塗り

仏像塗りアゲイン

前回楽しんだガチャガチャの不動明王筆塗り。同じシリーズをまた見つけたのでガチャガチャトライ!

やった!ふつーのやつだ(笑)

同じシリーズなのですが、前回のより倍くらい大きいです。

塗装用の持ち手をつける

まずは塗装用の持ち手を付けます。胴体と鬼に大きめの穴をピンバイスで開けて割り箸をとがらせて差しました。

足は接合用の穴を利用しています。

黒で下地塗り

これを例によってミッチャクロンで下地塗り。さらに上からサーフェイサーをかけていきます。

今回は黒のサーフェイサーを塗ります。ファレホのブラックプライマースプレーでいきます。

あれ?黒じゃ無い・・・

よく見たらグレーでした(笑)

気を取り直して、ファレホの黒を希釈せずに適当に筆塗り。これは下地なので、大らかにいきます(いつもですが)。

今回はグラデーションを目指す

今回は、筆塗りでグラデーションっぽく塗るのを目指します。

まずは踏んづけられている悪鬼から。

悪鬼は脇役なので、あえて事細かに塗りません。面倒だからじゃないです。多分

緑系の色に黒を混ぜて暗い緑を調色します。

また、地の色である黒を活かすため、水でかなり薄めます。

色むらのおかげで地の黒が見えています。なお、すごく明るい緑に見えますが、乾くとかなり色味が落ちます。

さらにメリハリをつけるため、凸部分に緑そのままを、この筆でドライブラシします。

ドライブラシは、粘度の高い絵の具を筆に付けたあと、紙などにこすって色を大部分落とし、かすかに色がつくようにしてからサッサッと塗る方法です。

凹部には黒を同じくドライブラシ。

次は本体を塗っていきます。

まず靴とスカート?を茶色っぽい色を水でかなり薄くします。シャバシャバです。

まず一塗り目は、この茶色も暗めの調色にします。全体に軽く塗ります。

次は1回目の色にマゼンダを混ぜて少し明るく、粘度も濃くします。

これをさっきより狭く、上から3分の1まで塗ります。

さらに、境目の部分をさっきのポンポン塗り筆(名前が分かりません)でぼかします。

服の色その2は水色系。今回は暗めの色使いを目指すので、グレーっぽく調色しました。

グラデーションはさっきと同じ方法です。

顔はハイライトを入れる

次は顔を塗っていきます。

まず、明るめの肌色を薄く塗ります。

今回は仏像っぽさ?を出すため、地の色である黒をあえて透けさせてます。

顔の出っ張っている部分に、濃い肌色をドライブラシします。

これがハイライトになり、立体感が得られます。

手も同じく、濃い色を重ねて立体感を出します。

襟の部分は紫で塗りました。

目に行きましょう。

まずファレホの白を薄めずにそのまま面相筆で塗ります。小さいので虫眼鏡を使いました。

白目の周りではみ出た部分は濃い肌色でタッチアップ。ついでに明暗が出て目が際立ちます。

黒目はピグマ003というペンで書き入れます。

眉毛はファレホ黒を筆塗りしました。

筆とか

筆は、竹をイメージした茶色(顔に使った濃い肌色と同じ)を軸に塗り、毛は白を着色。先っぽに地の黒を残せば墨っぽくなります。

反対の手に持つ経典?は赤を薄めに塗りました、薄くすることでエッジに黒が浮き出て見えます。

金塗り

最後に、縁取りやアクセサリの金色を筆塗りします。

マッキーのゴールドを塗料皿に出し、面相筆で細い線を描いていきます。

このマッキーは筆が傷むので、高い面相筆ではやらない方がいいです。

多少はみ出ても、それも味に見えます(笑)

塗り上がったら、塗膜保護のために水性トップコートを軽く拭きました。

完成

自分的には、以前のガチャガチャ仏像よりも味のある感じになってうれしいです。

ガチャガチャ仏像また塗ってみた!広目天像をファレホで筆塗り

フィギュアをフルスクラッチ!粘土でエジプト神メジェドを作ってみた

2022-04-29

フルスクラッチに憧れて

模型製作を再開して以来,昔憧れた「フルスクラッチ」にチェレンジしてみたくなりました。

私が小学校のころはガンプラブームの名残があった時期でした。

当時の模型雑誌(ホビージャパンとかモデルグラフィックスとか)で,プロモデラーの方が,粘土やパテ,プラ板などでゼロから造形されていた記事を憧憬とともに眺めていました。

今はあのころより,材料が進化し,使える手段も(小学生のころよりは)増えました。

かわりに時間は無くなったけど,やってみたかったフルスクラッチに挑戦したくなってしまいました。

とはいえ,初心者が難しいものを作れません。

今回は,家族が描いたエジプトの謎多き神「メジェド」のイラストを基に,小さいフィギュアを作ってみました。

メジェドを作ってみる

まず,今回作るメジェドはこんな感じのイラストです。

一応足があるため,土台を足含めてアルミ線で作り,胴体部分にアルミホイルを適当にくしゃくしゃにして巻き付けて芯を作りました。

ファンドで造形する

この芯に粘土を盛り付けていきます。

使ったのは,「ニューファンド」です。固めで切削性がよいとのこと。

基本的にボークスさん以外で入手しにくいですが,秋葉原で購入しました。

先人の知恵に従い,まずは適当にカットして霧吹き,ラップしてジップロックで保管。

一切れのまた一部だけ取り出して,こねこね。

まずは胴体部分に第一弾として盛り付けていきます。

ここで一旦乾燥。

少し作っては、また乾燥します。説明書的には4,5日乾燥が必要みたいです。

乾燥したらカチカチです。ナイフで削ったり、ヤスリがけできます。

デザインナイフで粗々削ったあと、スポンジやすりでゴシゴシします。これは荒目ですが、もっと荒い番手からでもよかったかも。

表面を滑らかにしていきます。

ヤスっていくと、くぼみが大きすぎてならせない場所が分かってきましたので、そこに少しだけ粘土を追加して埋めます。足も付けてみました。

そしてまたヤスリがけ。

さらに、埋まりきらない小さなくぼみや穴に、ファレホのプラスチックパテを筆で塗って埋めます。水溶性なので、水でのばしながら使えるのが便利です。

このパテは白いので、石粉粘土に馴染みますね。

乾いた後、またヤスリがけをします。また埋め切れないところを再度パテで埋めます。乾いたらヤスリがけ。

自作の目のデカールを作ってみた

造形の完成が見えてきたところで、唯一の模様?である目の周りを用意します。

まず、ハイキューパーツさんのクリアデカールTHはがきサイズを用意。うちは白黒レーザープリンタがあります。なお、隠蔽力の問題で、レーザープリンタ用は下地が白で色は黒の時に使うべきだそうです。カラーで出したいときはインクジェット用を使うのが吉とのこと。

次に、印刷用の目のデータを用意します。inkscapeというフリーのベクターソフトで作ります。イラストレーターみたいなソフトです。

下絵を適当に用意して、それを下のレイヤーに配置し、丸形のオブジェクトを利用して目を作ります。

眉毛はペンツールで描きました。

フィギュアで大体の長さを測り、リサイズ。バージョン違いをいくつか作って配置します。

これをプリンターにセットしたクリアデカールTHに印刷します。設定は、高精細、はがき、厚紙にしました。

写真では折れ曲がってますが、きれいに印刷できました。カットした部分は、試しにマグネットフックに貼ってみた分です。

悪くない出来です。

なお、HIQパーツのデカールフィクサーを使ってみたのですが、はみ出た部分を拭き取る必要があることを知らなくて、ベッタベタ塗ってそのまま光沢クリアをスプレーしてしましました。

ま、経験値ってことで。

表面処理をなんとか終える

ファンドやパテを塗ったり削ったりして、何度か1000番くらいまでヤスリがけしました。

正直こだわるときりが無いので、塗装にうつります。

塗装に失敗する

Mr.プライマー・サーフェイサー1000(グレータイプ)を吹きました。色自体は全身白一色の予定ですが、ちょっと陰影が出ればと思ってあえてグレーで吹きました。

次にMr.フィニッシングサーフェイサー1500(ホワイト)を吹きました。影になる部分は薄めにして、ちょっと陰影が残ればいいかなと。

実はこの後、トラブルが・・・

エアブラシでホワイトを塗装しようと吹いたところ、とてつもないダマの飛沫が飛び出てきました。

調査の結果、20年選手のエアブラシが壊れたようです。

乾燥後、ヤスリがけして表面をならしました。

あらためてタミヤ ファインサーフェイサー ホワイトをスプレーで吹きつけ。メーカーを変えたことに意味は無いです(事務所の近くの新橋の直営店でサクッと買えたので)。

このサーフェイサーは白いので、これで塗装完成としました(正直面倒になってきました(笑))。

目のデカールを貼る

自作の目のデカールを貼っていきます。

まずはデザインナイフで周りを切り抜きます。そこまで攻めてません。

水にふやかして浮かせて、貼っていきます。

またもトラブル発生!水に入れただけで右目と右眉毛のトナーが剥がれてしまいました。

貼り直すこともできますが、あえてこのまま乾燥させ、あとで黒でレタッチしてみます。

綿棒でコロコロしながら水分を取りつつ、気に入る位置にずらしていきます。

円柱形のため、端っこが浮き気味です。デカールソフターをチョンチョンとつけて、綿棒でコロコロ拭き取りつつ馴染ませます。

目のレタッチをする

欠けてしまった目のデカールを修正します。

PIGMAの003ブラックというものすごく細いペンで欠けた部分を描きます。

ルーペで拡大しながら慎重に塗りました。いい感じです。

乾燥後、クレオスの水性トップコート(つや消し)を軽く拭きました。

ディスプレイケースで遊んでみる

今回のフィギュアは少し高さがあるので、いつもガチャガチャフィギュアを入れている百均ケースには入りません。

そこで、ちょうどいい高さのケースを探しました。ちょっと背が高すぎなんですが、WAVEのT-CASE(CS)ベーシック・ブラックにしました。

土台でちょっと遊んでみます。

造形の元になった、家族が描いたイラスト(落書き)を写真に撮ってインクジェットプリンターで印刷。

それを円切りカッターで、土台の大きさぴったり(くらい)に切り抜きます。附属のスケールではぴったりが難しかったので、別の裏紙を何度か試し切りして、現物合わせですりあわせていきました。

切り抜いた紙を普通のスティックのりで土台に貼り付けます。イラストから飛び出てきたイメージです。

フィギュアを立てるために中心に真鍮線の入る穴を開けるのですが、いかんせん土台のプラスチックは薄すぎます。そこで、裏から百均の木の切り株(小さいです)をセメダインスーパーXGで貼り付けて、穴のための裏打ち補強にします。

土台の真ん中当たりに1mmのピンバイスで穴を開けます。貫通しないようにと気をつけてましたが、貫通しました(笑)

真鍮線も1mmのため、かなりキツキツでした。

穴に突き刺して完成です。

完成

色々不満もありますが、初めてのフルスクラッチにしては、自分的に上出来です。

ファンドの使い勝手や自作デカール、塗装など、自分なりに失敗の経験値を積めました。

また次の造形を楽しみたいなと思います。

ダダ箸置きセットをファレホで筆塗り!

2022-04-22

ワンフェスでガレージキットをゲット

先日開催されたワンダーフェスティバル2021オータム(オンライン)にて,とてもかわいらしいダダの箸置きのガレージキットが出品されていましたので、即購入しました。

ワンフェスは、1日限定販売を、きちんと権利関係をクリアした上で認めてくれるという、造形のお祭りのようなイベントです。私が小学生のころに始まった気がします。存在は知っていましたが、入場したのは初めてですね(通常はオンラインでは無く、リアル開催のイベントです)。

制作者のうらまっくさんから届いたダダ。かわいすぎます。

これはいわゆるガレージキットで、レジン製です。(普通のプラモもそうですが)まずは中性洗剤でよーく洗って離型剤とかを落とします。ぐつぐつ煮るスタイルもあるようです。

洗った後、天日干ししました。

下地処理

少しバリがあるので、やすりがけして表面処理します。180番から600番、最後に1000番のスポンジやすりでゴシゴシしました。

削れてしまったモールドを再生するためけがきます。使ったのは工具箱に昔からある工具で、何なのか分かりません(千枚通し?)。

そのあと、塗装用の持ち手をつけるため、目立たない底面に穴を開けました。多分、最終的には埋めます。

1500番のホワイトサーフェイサーを吹きました。

しばらく乾燥させます。

筆塗り開始

その日のうちにファレホで筆塗り開始。まずは白を3回塗り。

続けて黒も3回塗り。

境界線はあまり気にしないことにしました(笑)。黒はあまりキワを攻めず、白にはみ出さないように(思い切りはみ出してますけど)。はみ出したのは後で白で上塗りします。

後ろ姿。ピンボケ〜

目は箱絵を参考に色分けしてみました。

足に穴が開いた

少しヤスリ過ぎたのか、足に穴が開いていました。空洞ではないはずなんですが、ちょっと洞っぽくなっていたようです。

ここで穴埋めにファレホのプラスチックパテを使ってみました。

水性で匂いが全くありません。また、水に溶けるため、水を含ませた筆でなぞるとなだらかにすることができ、あとで削って成形する際の手間が大幅に減ります。

穴をパテで埋めてみました。下手くそですが、色が真っ白なため、すごく馴染んでいます。

この後、念のため3,4日放置した上で600番のヤスリで表面をならしました。面倒なので白を塗り直したりしていませんが、全く目立ちませんね。

墨入れ

乾燥したら、身体の線に墨入れをします。

今回、百均の水彩ペンに希釈したエナメル塗料を入れてみました。

結論から言うと、今回のような細い筋彫りにはあまり向いていませんでした。もっとほっそい面相筆とかの方がよかったでしょう。

押すだけでインクが出てくる点は凄く良いです。筆先をカットしたらいいのかも。

はみ出した部分を溶剤を付けた綿棒で拭き取り、の作業を繰り返して墨入れ終わりました。

半日ほど乾燥させて、クリアカラーをかけていきます。

トップコート

今回はクレオスのプレミアムトップコート(光沢)。一応箸置きとしての使用を想定し、安全性の高そうな水性塗料にします。

一気にツヤツヤになっていきます。まず1回塗って、乾燥。雨が降ってきたのでまた今度。

合計5回ほどトップコートを塗装しました。つっやつやです。

1週間ほど乾燥させると,シンナー臭?がしなくなりました。

持ち手用の穴を埋める

持ち手用に開けた穴を埋めます。タミヤのエポパテ速乾タイプ。

かなりしっかり混ぜ合わせます。

その後、長細くして穴にねじ込みます。

へらみたいなものでそぎ落とします。取り切れなかったパテは塗れティッシュで拭き取りました。

2日ほど乾燥させたらカチカチでした。塗るのは面倒なのでこれで完成とします。

全員でくつろぎ記念写真

箸置きとしてお仕事中。

キモかわいくて、塗るのも楽しい最高の箸置きでした。

あつ森のフィギュアをリペイント!ジュリーを女の子バージョンにしてみた

2022-04-15

1 あつ森のフィギュアがかぶった

任天堂のあつまれどうぶつの森はコロナ禍での大ヒット商品となりました。

我が家でも大人気。グッズも欲しいとのことで、チョコエッグどうぶつの森をチマチマ集めています。

狙いはしずちゃんやジュンなのですが、なかなか当たらない。

それどころか、ジュリー(誰?)が二つかぶるという事態に。

そんなときは、色を塗って遊びましょう!

2 塗装

まずは我が家の定番・ミッチャクロンで下地塗りします。透明なのでかけ過ぎ注意。サッと拭くだけでOKです。

ピンク系という家族の希望があったため、発色を考慮して一旦白にリセットします。

Mr.フィニッシングサーフェイサー1500(ホワイト)で真っ白に。

この後はファレホで筆塗りタイム。

まずマゼンダにホワイトを適当に混ぜて、明るめのピンクを作ります。これが肌の色になります。

次に、このピンクよりマゼンダを多くいれて濃いめのピンクを作ります。これは髪の色です。

服はマゼンダをそのままの色で塗りました。

手先足先と角などは塗装せず、白のサーフェイサーのままです。

土台も黄色にしてみました。

一旦乾燥させました。

ここから娘にバトンタッチ。

耳、目、鼻、服の模様など難しいところはお任せしました(笑)。

筆塗り後、本体はつや消しクリアー、土台は半光沢クリアーのスプレーを拭きました。

3 完成

右がノーマル、左が着色バージョン。なかなか可愛くなりました。

犬の仏像をファレホで筆塗り!ガチャガチャ「動仏」の犬をリペイント

2022-04-01

仏像ガチャ塗り直しシリーズ第2回

以前塗った不動明王が楽しかったので、またガチャガチャの塗り直しをやってみました。

ここで一つ問題が・・・そもそも無彩色あるいは単色のガチャガチャ(プライズ)って、最近少ないんですよね。

キャラクターものは通常彩色してありますし、その他でも色が塗ってないものはほとんどありません。

かなり探してやっとみつけました。動物がモチーフの仏像(またですな)、「動仏」シリーズ!

今回の「動仏」シリーズも、彩色バージョンと単色バージョンがあるようです。多分彩色の方が「当たり」だと思いますが、私にとっては単色の方がうれしい。

ガチャガチャ回して単色の方が出て思わずガッツポーズ!

出てきたのは、「におう像(うーん・・・)」という、犬の仁王像でした。

なお、「動仏」シリーズは200円とお求めやすくなっております。

持ち手と下地処理

まず、色を塗るには持ち手が無いと面倒です。

1mmのドリル(ピンバイス)と真鍮線です。

目立たないところに穴を開けて差し込みます。素材がPVCで柔らかく、少し手こずりました。

先の細い割り箸にセロハンテープでつけました。塗るときに台座に差し込みやすいです。

今回も、ミッチャクロン マルチクリアを上から塗っていきます。塗装済みPVCの上から食いついてくれて、乾けば筆塗りもOKです。

筆塗り開始

まずはおなかと顔、手足の先をファレホ白で塗ります(3回ほど)。その後、茶色(ライトブラウン)で茶毛を塗っていきます。

この後、境界部分をドライブラシしてみたのですが、全然うまくいってないです。まぁOKです。

はかま部分を、黄色(ディープイエロ−)茶色と灰色(ライトグレー)を適当に混ぜて作った色を塗りました(2回)。

この部分、はじめは金色でと思ったのですが、ややガチャガチャしそうなので、少し落ち着いた色にしてみました。

写真はちょっとピンボケ。

羽衣は金で。マッキーペイントマーカー金を皿に出して筆で塗ります。

目口鼻などをPIGMA003で塗りました。

乾燥後、つや消しクリアを吹いて完成です。

台座に立たせてみた

立たせられなくも無いのですが安定しない子です。なので、塗装用の持ち手を活かして、台座にぶっさすことにしました。

まず、持ち手の真鍮線に付着した塗料をナイフで削り落としました。

台座には木材が合いそうなので、百均で小さな木の切り株?の置物を買いました。

大体の位置を決め、ピンバイスで穴を開けます。真鍮線の太さに合わせた1mmです。

台座の穴に真鍮線を突っ込み、その横にフィギュアを並べて、大体の長さをチェックします。その長さでカットして、フィギュアを刺せば完成です。

毎度の百均フィギュアケース(小)にいれて飾りました。

塗装前と比較してみました。

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