クリアほるナビ
クリアほるナビという消しゴムはんこの豪華版といえる商品を見つけました。
彫ったあとにオーブンで加熱すると透明に固くなるという優れものです。
これで、はんこを作ってみます。
まずは絵を用意して転写する
まずは転写するためのイラストを紙にかきます。
絵心が無い私は、ベクター系のソフトで作ったデータを適宜なサイズに印刷しました。
めちゃめちゃピンボケですが、いったんトレーシングペーパーに鉛筆で写します。
今回はクッキングペーパーを代わりに使いました。
トレーシングペーパーに写した絵を、描いた面が下になるようにクリアほるナビに重ね、その上から鉛筆の丸いお尻などでこすりつけていきます。
すると、トレーシングペーパーに書かれた鉛筆描きが転写されます。
適当な大きさにカットしたのがこちら。
ここからデザインナイフで彫っていきます。
彫っていく
まず顔の輪郭を適当な深さまで刃を入れながら線を残すように外側をなぞって切っています。
次に、外側の側面から刃を水平に入れていきます。真ん中あたりまですでに縦に切ってますので、うまく合わせます。
こうすると、まず輪郭が浮き上がってきます。
まずは大体の形を出しました。このあと、黒い線が残るように切っています。明らかに難しそうなところがありますね・・・前髪とか
顔の中もくりぬいていきます。V字に入れて中身を取り出すという作業を細かく続けました。
もうこの時点で前髪を諦めました(笑)
横から見るとこんな感じです。
黒い部分以外ははんことして紙に残らないので、表面処理は気にしなくていいでしょう。
サイドの髪の毛も取り除きました。普通のパンダですね。
一旦ここで試し押しをします。
そうすると、本来インクがついてほしくない部分で紙にインクがつくことがあります。
その部分は彫りが甘いので、削り取ります。
何回か繰り返したら、彫り残しがなくなります。
そのあと、オーブンで焼いていきましょう。
普通にいつもつかっているオーブンレンジに耐熱容器に入れて焼きました。
指定の温度と時間で焼いたのですが、全然焼きが甘い・・・
透明にも固くもなりませんでした。
なので、少し追加で加熱して、確認して、また追加で焼くを何回か繰り返しました。結局、規定の2倍近くの時間焼いたと思います。
原因はおそらく、使った耐熱容器の底が深くて、熱が通りにくかったのでしょう。
完成です。
押してみました。
まだちょっと彫りが甘かったですね。まぁよしとします!
彫り味がよくて、初心者にも扱いやすい素材でした。
ただ、大きな絵(線)の方がやりやすいですね。今度はもっと大きなはんこにします。