時代は昆虫食!
人口増加、地球温暖化、少子化による労働人口減少・・・日本の食糧事情は予断を許さない状況と言えましょう。
そんな今、注目を浴びているのが昆虫食!あらたなタンパク源として話題に上がることも多くなってきました。
そこで今回、家族で昆虫を食べてみて、普通の人にとって昆虫食はどこまでが限界なのか、子どもといっしょに探ってみました。
昆虫食専門店TAKEOさんに行ってみた
まずは食べられる虫を手に入れなければいけません。その辺の虫を捕ってきてもそのまま食べることはできないでしょう(寄生虫とか)。
そこで、昆虫食専門店で食料として売っているものを買ってくることにしました。
お邪魔したのは、TAKEOさん。ちょうど新店舗をオープンされたそうで、地下鉄銀座線 田原町駅からすぐのお店にお邪魔しました。
入り口がすんごくさりげないので、見落とさないように!
店員さんに「はじめてです。教えてください。」と申告したら、懇切丁寧に教えて頂けました。
やはり、はじめてならまずはコオロギからとのこと。試食させて頂けるとのことで、ヨーロッパイエコオロギという小さなコオロギを乾燥させたものを頂きました。
手のひらに載せると中々存在感がありますが、えいやと口に入れてしまうと、おいしい!
調子に乗ってもう一種類のコオロギ、名前は忘れましたが、黒々としてしっかりしたビジュアルのやつも試食させて頂きました(ちょっとゴキっぽい)。
さきほどよりやや心理的抵抗があったものの、これも食べてみると、なんと豆の味!アーモンドで飼育したそうで、なるほど。
色んなオススメを聞いて、昆虫食をゲットしました。オープン記念のお土産まで頂き感激。
今回は初心者と言うことで、加工食品をメインに買ってみました。
大豆とコオロギのクッキー
さっそく家族で食べてみました!
まずは一番普通のコオロギの粉?入りクッキーです。コオロギは控えめ3%。
見た目も匂いもとっても普通。さてお味は?
普通においしい。特にコオロギの味とかは分かりませんでした。
昆虫あられ コオロギ
次は、昆虫あられ コオロギ。コオロギのパウダーがかかっており、中にも入っているようです。
こちらはオープン記念のお土産として頂きました(2021/10/1時点)!
見た目は普通ですが、黒い粉がコオロギのようです。お味は?
おいしい!もとのあられがすごいおいしいです。
パウダーも味が濃くて、昆虫とかは全く分かりません。ハッピーターンにもコオロギ味欲しいです。
ハードバグ 濃厚コオロギ
お次はこちら。ハードバグ 濃厚コオロギ。
フィッシャーズさんというユーチューバーの方に取り上げられた、とお店の方がおっしゃっていました。
さっきとはちがって、コオロギ20%配合!さすがに色が黒いですね。どんな感じでしょうか?
大分堅めのスナックで、バリボリと食べる感じです。
塩気があって、酒のあてにぴったり。子どもも楽しく食べられます。
京都こおろぎ 昆虫煮干し
ついに真打ち登場。お姿がそのまんま系です。
京都こおろぎ 昆虫煮干し。
これはお店で試食させて頂いたのと同じです。子どもはいけるのか?
当たり前ですけど、まさに虫です。どちらかというと、アブとかにちかい見た目ですね。
気合いだ!
全然おいしい!もっとちょうだい!
川海老とか、沢ガニとか、そんな感じの味わいです。違和感なく食べられます。
サゴワーム
さあ、ここで本日のラスボス登場。乾燥サゴワーム(椰子の実にいるゾウムシの幼虫とのこと)!
こ、これは・・・!イモムシ!
釣り餌を思い出しました。
なんか、少ししっとりしてますね。子どもは匂いがすると言っています。私には分かりませんでした。
さぁ、これもいけるのか?
いったーっ!
・・・
おえーっ!口から出しちゃいました(自主規制)。
補足しますと、お味としては少しブルーチーズっぽい感じでした。
また、胴体部分は大体乾燥してますけども、芯の部分はややしっとり気味で、クリーミーっちゃクリーミー。
私は全然大丈夫でしたので、残り全部食べました。
結果:コオロギはいける!
というわけで、今回の昆虫食の結果は、
コオロギはいける!ゾウムシの幼虫はダメ!
でした。
おもったより、昆虫食はいけるなぁと思いました。特にコオロギは、子どもでもおいしく食べられます。
でもイモムシは少しハードルが高かったようです。
お口直しにタガメサイダー。
タガメの香りは、なんと青リンゴ!爽やかです。
昆虫食、またチャレンジしてみたいとおもいます。
とりあえず、まだ残っているコオロギ君を使った料理をば。
バジルソースのスパゲッティ 〜コオロギをのせて〜